【ボーイズリーグ】茨城選抜・田山纏が驚異の120メートル超弾 準優勝…東日本報知オールスター戦

スポーツ報知
推定120メートル超えの特大弾を放った茨城・田山

◆東日本報知オールスター戦 ▽中学生の部・決勝 北東北選抜9―2茨城選抜=5回コールド=(8月26日、茨城・石下球場)

 支部選抜の対抗戦で15チーム参加の中学生の部では茨城選抜は地元開催で2度目の決勝トーナメント進出も北東北選抜に敗れ準優勝。

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 度肝を抜く当たりだった。準決勝の神奈川戦で茨城・田山纒が驚がくの打球を放った。

6点リードの5回1死一、二塁でフルスイングすると、打球は右翼スタンド後方の通路で弾んだ。推定120メートル超の大アーチに「狙ってました。会心の当たりです」と田山は満面の笑みだ。3回には右前の打球をレーザービームで一塁に送球し「ライトゴロ」を決めるなど“鬼肩”もみせた。

 世界大会の東日本選抜メンバーに選ばれたが自身が納得する活躍ができなかった。帰郷後、930グラムのバットに戻し、打撃を修正しオールスターに臨んでいた。予選リーグの初戦ではチームメートの長南がサク越え。直前の試合では世界大会メンバーの北東北・今野が満塁弾を放っており負けじ魂に火がついた。

 投げては先発・根本が4回をバント安打の1安打に抑える好投。決勝でも先発し好投した。根本は「すごい選手と野球ができて楽しかった。自信になりました」と笑顔。主将の金井は8月に腰椎分離症を発症し試合出場はなかったが、三塁コーチャーや伝令などで鼓舞。「チームを盛り上げることができた。楽しかった」。決勝は敗れたが、地元開催で、茨城初の準優勝。堂々の銀メダルだ。

 【茨城選抜・登録メンバー】

 ★金井渉(波崎)、井崎玲王(阿見)、井上泰雅(筑西田宮)、植竹航生(つくば学園)、小野貴久(日立)、榧場巧虎(常総)、橘内俊人(筑波)、木下雄太(日立)、高野竜輔(筑波)、武内嶺(筑西田宮)、田山纏(江戸崎)、長南凛汰郎(江戸崎)、成田彪汰(つくば学園)、根本智希(波崎)、橋本結人(江戸崎)、原道仁志(阿見)、布施陽大(大洋)、三浦慎也(大洋)、溝口寛人(江戸崎)、吉岡大地(常総)

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