浦和のマチェイ・スコルジャ監督(51)が8日、ルヴァン杯準々決勝第2戦・G大阪戦(10日・埼玉)を前にオンラインで会見し、選手の負傷状況について語った。
6日の第1戦は前節・新潟戦(2日)から先発7人を変更しながら、MFシャルクの得点で1―0快勝。リーグ戦で出場機会が少ない選手が勝利に貢献した。指揮官は「結果は非常にいいものだったが、第1戦の悪い面は中島翔哉のケガだった」と、今夏に新加入した背番号10の負傷を明かした。
中島は1―0の後半31分に途中出場。負傷したタイミングは定かではないが、同37分に自陣でG大阪MF宇佐美貴史と接触した際に左足を痛めて倒れる場面があり、そのまま試合終了までプレーした。
スコルジャ監督は「翔哉はピッチに立ってまもなく相手とのチャレンジの中で少し筋肉を痛め、その後は普通にプレーできない状態になった」と説明。現在の状態について「今はメディカルスタッフのところで治療している。早い復帰が望めるのか、待たなければいけないかの判断を待っている」と語った。
また、新潟戦で負傷交代して離脱中のMF大久保智明については「今、リハビリを始めているところ。来週、病院に行ってもう一度検査してどれくらいかかるかがよりハッキリするが、9月中にトモを見るのは難しいかもしれません」と見通しを話した。
リーグ戦、ルヴァン杯、ACLと複数の大会を戦う中、2列目の攻撃的な選手に負傷者が続出。タイトル獲得を狙う中、浦和が正念場を迎えている。