今年の北海道シリーズは函館と札幌を合わせて5勝。全く納得のいく結果が残せないまま終わってしまいました。悔しいし、情けない。唯一、良かったのは、けがなく長期出張から戻ってこられたこと。たくさんあった反省を生かして、秋競馬も一つ一つ、大事に乗っていきたいと思います。
4年ぶりとなる9月の阪神開催。初日は5頭の依頼をいただきました。楽しみなのは9Rで初めてコンビを組むグーデンドラーク。最終追い切りの動きに具合の良さを感じました。ゲートの中で蹴る癖があり立ち遅れるケースが続いているので、五分に出してあげられるかがカギ。スムーズなら2勝クラスで勝負できる力はあるはずです。
マリノアズラは僕が乗った過去3戦で〈2〉〈4〉〈3〉着と安定して走ってくれています。1ハロン延長は好材料ですし、叩き2走目でもうひと押しできれば。メイショウカズサは気難しい面があって集中が続かず、近走内容がパッとしません。今回は斤量も61キロと厳しいですが、久々の1400メートル起用がプラスに出る可能性に期待します。(JRA騎手)
【阪神】
1Rベント C
4Rメイショウキルギス B
9Rグーデンドラーク A
10Rマリノアズラ B
11Rメイショウカズサ C(本紙評価)