【道の記憶】「復路のエース区間」はランナー以外にも注目「給水係のエース区間」

スポーツ報知

◆9区=23.1キロ 横浜駅東口

 古くから「復路のエース区間」として、各校の主力がしのぎを削ってきた。14.4キロの横浜駅東口は、ランナー以外にも注目ポイントがある。給水だ。箱根駅伝では1、6区を除く8区間でそれぞれ2回、給水が認められている。9区で2回目となるこの地点は、テレビ中継の定点カメラも設置。多くのファンも観戦することから、青学大の原晋監督は「給水係のエース区間」と呼ぶ。2021年大会には直前の故障で出場を断念した神林勇太主将が担当した。

 大会で給水ができるのは、部員かチームが認めた大学関係者であること。メンバーを外れた選手が担当することが多いが、前回の駒大は1区2位の円健介が山野力主将に力水。20年大会の早大は、女子400メートル障害で当時、学生トップ選手だった小山佳奈が担ったこともあった

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