【箱根への道】早大、名門復活へ目標「学生3大駅伝3位以内」花田勝彦監督「特に全日本、箱根では勝負したい」

スポーツ報知
日本百名山の妙高山をバックに走る早大ランナー

 就任2年目の花田勝彦監督(52)率いる早大は「学生3大駅伝3位以内」を目標に順調に夏を過ごしている。

 早大は名門復活へ、ひた走っている。「昨年は私が就任したばかりで、しかも、予選会があった。今年は3大駅伝を見据えて強化ができている」と花田監督は自信あふれる表情で話す。

 22年箱根駅伝は13位でシード権(10位以内)を逃し、同年6月に花田監督が就任。昨季は予選会を4位で通過し、本戦6位でシード権を取り戻した。「今季のチーム目標は3大駅伝すべて3位以内。特に全日本、箱根では勝負したい」と指揮官は意気込む。

 新潟・妙高高原で2回の合宿行うなど順調に練習を積んでいる。夏の強化期ではカーボンプレート入りの厚底シューズは一切、着用せず、地道に脚力を鍛えた。練習の前後には体の手入れを入念に行い、故障者はいない。「早大の選手は自分で考えられる力があります」と花田監督は目を細める。

 第1回箱根駅伝に出場した4校は「オリジナル4」と呼ばれる。その一校の早大は第100回大会で改めて存在感を示すことになりそうだ。(竹内 達朗)

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