今週末は韓国国際競走2レースに日本馬4頭が出走します。コリアCは17、18年にロンドンタウンで勝たせてもらいました。ソウル競馬場は広くて、乗りやすかったですね。砂が浅かった印象で、スピードも必要なコースでした。ロンドンタウンはダート1700メートルのJRAレコードを持っているような馬でしたから、うまくフィットしたんでしょう。今年も現地から朗報が届くことを楽しみにしています。
国内では秋競馬が始まります。夏は不完全燃焼だったという気持ちを誰よりも強く持っています。ただ、秋はオールカマーのノースブリッジを始め、重賞戦線を見据えるパートナーたちもスタンバイしています。結果次第で大きな舞台も見えてきますし、今までと同じように一鞍一鞍を大事に乗っていきたい。
今週は土曜中山の汐留特別でショウナンマッハに騎乗します。以前より落ち着きが出ているぶん、行き脚はつきにくくなっています。ただ、前に行ってこその馬だということも十分に分かっています。しっかりと出していって、持ち味を生かすつもりです。(JRA騎手)