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濱野選手トップ7尾「第54回報知キス釣り選手権・SESSYA CUP」愛知予選

スポーツ報知
愛知予選を突破した(前列左から)西口、太田、猪熊、秋田、須田、榛村、濱野(後列左から)笹田、大井川、金田、河辺、佐藤、古谷、松井、吉田の各選手

 「第54回報知キス釣り選手権・SESSYA CUP」愛知予選が8月27日、愛知・田原市の堀切海岸で122人が参加して行われた。競技時間は午前6時から4時間。釣ったキスの尾数で順位を競い、濱野崇選手(平塚市)が7尾を釣ってトップ。5尾の榛村(しんむら)勝巳選手、須田国博選手ら、上位15人が決勝大会(10日、鳥取・弓ケ浜)に進出。これで3会場の予選がすべて終了し、予選通過32選手がでそろった。

 愛知予選は、強風と台風2号の影響で2度の延期となり、今回ようやく開催することができた。東海地区や関東ではキス釣り人気が非常に高く、延期が続いたにもかかわらず、地元の愛知・静岡だけでなく神奈川周辺からのエントリーも多かった。今回の参加者は122人で、本大会の人気の高さがうかがえた。

 参加人数が多いので午前5時少し前に大会受け付けを始め、同5時半ごろ釣りエリアを含む競技説明を行った。今回のエリアは、海に向かって左端は大岩とスピーカーの中間地点、大岩とそのすぐ横のカルバートは釣り禁止区域、右端は川の流れ出しの少し先と決めた。競技説明の後、クーラーチェックを行い、同6時の釣り開始に向けて各選手は思い思いのポイントに向かっていった。

 大会前日に試し釣りをした人に釣果を聞くと、12~15センチのキスが多い人で数十尾釣れたとのこと。8月20日に開催された「キス研愛知」の夏季大会では、トップ釣果が2尾と聞いていたので心配したが、前日の試し釣りの釣果を聞いて安堵(あんど)した。

 ところが、釣りは自然と生き物が相手なので実際に本番で釣ってみないと分からない。前日の釣果が良い場合、当然、その翌日も同じ状況と考えるのは自然の成り行きだが、その逆で前日が良すぎると翌日はさっぱりという予測もある。

 今回はその後者。悪い予測が当たってしまった。釣りを開始して1投目の釣果を見ていると、外道ばかりでキスが全く釣れていない。午前7時からエリアの左端から聞いて回ると、釣果なしの選手が多く、キスを持っていても1尾だけ。それから右手で2尾の釣果が数人、大会本部より少し右でようやく3~4尾と最高7尾の釣果だった。

 その結果、今回の愛知会場からは9位タイまでの15人が名誉ある本戦に進出することになった。10日に鳥取・弓ケ浜で開催される決勝戦では大いに活躍されることを期待する。

(報知APG・野村 道雄)

【主催】報知新聞社

【後援】全日本サーフキャスティング連盟

【協賛】(株)SESSYA

【協力】(株)サンライン、(株)ささめ針、キリンビバレッジ(株)、東邦産業(株)

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