ボートレース多摩川のG3オールレディース「リップルカップ」は6日、2日目が行われた。
この日が33歳の誕生日だった渡辺真奈美=東京・117期=は、前半4着後の後半5Rで、1号艇の安達美帆がスタートで遅れると、2コースから迷うことなくジカまくりを敢行。渡辺優美のまくり差しに屈して惜しくもバースデーウィンはならなかったが、2着を確保した。「ダメでしたね。自分のターンミスで(渡辺優より)前に行けなかった」とレースを振り返った。それでも、肝心の足自体は初日から良化している。伸び寄りの調整が自身のスタイルだが「グリップターンができたし、起こしも改善した」と回り足が特徴だ。「今までは出そうと思って失敗しすぎたので。無理してもダメだと思いました。今回は(伸び寄りに)叩くのを我慢してます」と、今節は新しい引き出しで勝負する。