日本全国の日本酒蔵が大集合、純米酒の燗酒(かんざけ)を中心とした純米酒大試飲会「酒のはしもとPresents 第12回純米酒エルボー 純米酒大試飲会」(主催・酒のはしもと、千葉県船橋市。後援・報知新聞社)が10月22日、リーガロイヤルホテル東京・ロイヤルホール(新宿区戸塚町1・104・19)で開催される。
主催の「酒のはしもと」正木成幸社長が新規参加の福井県・丹生酒造を紹介する。
今回の純米酒エルボー新規出展蔵は福井県越前町より300年以上の歴史ある蔵。創業1716年の丹生酒造(飛鳥井)を紹介する。
年間製造量90石(1800ml原酒換算9,000本)の小さな小さな蔵だが想いや信念にあふれている。姉妹で蔵を切り盛りし、米栽培も手懸ける「とんび君」の愛称で親しまれる杜氏が製造を担う。お米は地元越前町の契約栽培で「五百万石」が中心、杜氏が働くファームで栽培する福井県の酒造好適米「九頭竜」でも醸す。
仕込水は蔵の前に鎮座する八坂神社境内の清水、北陸名水百選にも選ばれ別名「延命の水」とも呼ばれている。やや軟水でマイルド清らかな水。酒米の力だけに頼らない、与えられた環境を生かした酒造りを目指している。
もっと自然体で酒に触れたい…現代の清酒はもちろん素晴らしい、技術も研究も卓越した素晴らしい酒ばかり。生まれたばかりの味をピークにもっていく様な酒や過度な冷蔵、わかりやすい味わい設計で開栓後のピークが非常に早い酒の勢い溢れているが、時間軸と共に美味しくなり、常温で保管できゆっくりと味の変化も楽しめる酒。冷やすだけでなく温めても美味しい酒。食と共に楽しむ。これらの酒に一層、目を傾けて頂ける様に酒を醸したい。丹生酒造の酒はそんな想いで溢れている。
酒屋万流、酒造りにはそれぞれ蔵の考え方や独自の味わいがあるもの。その考えも知って頂くと一層の美味しさが広がっていく。この機会に一歩踏み出してみませんか?
◆会の概要
◆「第12回純米酒エルボー純米酒大試飲会」主催・酒のはしもと 後援・報知新聞社
◆日時=2023年10月22日(日)午後3時40分開場、4時開宴。
◆会場=リーガロイヤルホテル東京 ロイヤルホール
◆チケット=「酒のはしもと」(TEL047・466・5732)ホームページと店頭で発売中
◆チケット=大人ひとり・12500円 全席指定 税込み食事付き 当日券はありません。お楽しみ抽選会等も開催される。
◆会の中止以外の払い戻しは致しません。
◆参加蔵一覧
七郎兵衛(青森)、鯉川(山形)、羽前白梅(山形)、綿屋(宮城)、伯楽星(宮城)
岩の井(千葉)、木戸泉(千葉)、神亀(埼玉)、いづみ橋(神奈川)、丹沢山(神奈川)
〆張鶴(新潟)、成政(富山)、花垣(福井)、飛鳥井(福井)
るみ子の酒(三重)、篠峯(奈良)、睡龍(奈良)、秋鹿(大阪)、竹泉(兵庫)、奥播磨(兵庫)
日置桜(鳥取)、辨天娘(鳥取)、梅津(鳥取)、扶桑鶴(島根)、天穏(島根)、玉櫻(島根)
竹鶴(広島)、龍勢(広島)、大号令(広島)
旭菊(福岡)、独楽蔵(福岡)
九重桜(味醂・愛知)、巽醤油(しょうゆ・愛媛)