札幌学院大が箱根駅伝予選会に参加表明 鹿内監督「今後の競技および人生において財産となる」

スポーツ報知
8月の全道駅伝駅伝で6年連続の優勝のゴールテープを切った幌学院大のアンカー・村上一大

 札幌学院大陸上部は5日、参加資格が従来の関東地区から全国に広がった第100回箱根駅伝予選会(10月14日、立川)に参加することを発表した。チームは昨年の全日本大学駅伝で、関東、関西勢に次ぐ過去最高タイの19位に入った実力校。今年8月に行われた全道大会でも優勝し、全日本(11月5日)は6年連続30回目の出場を決めていた。

 箱根予選会出場に際し、チームを率いる鹿内万敬(かずのり)監督は、大学を通し、1年以上にわたって選手やスタッフと出場の是非を議論してきたことを明かした上で「今後いつ訪れるかわからないチャンスであること、もしかすると今の選手だけに与えられるチャンスとなるかもしれないことを考えたとき、どのような結果になるかはわかりませんが、純粋に今、自分たちの立ち位置について、レースを通して確認するという、これまでと同様の姿勢で、目の前の大会に全力で向かって行くことが相応しいとの結論に至りました」と経緯を説明。その上で「箱根駅伝本戦出場は遥かに遠い場所とわかってはいますが、他大学と肩を並べて競技・競争することで、今後の競技及び人生において財産となると確信しております」などとコメントし、選手の活躍を期待した。

 また、主将の江川李生(りき、4年)は「予選会までに最大限の準備をし、果敢に挑戦してきたいと思います。部員全員覚悟を決め、北海道王者としての自覚と責任を持ち、応援してくれている人を感動させられるような走りをします」と決意を語った。

 箱根駅伝予選会に、関東以外から参戦を表明したチームは関西の立命大、京産大、東海の皇学館大がある。

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