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加藤桃子女流四段、女流王座戦挑戦者決定戦制した…「スパイス的な存在に」里見香奈女流王座と10月25日第1局

スポーツ報知
女流王座戦五番勝負を戦うことになった里見香奈女流王座(左)と加藤桃子女流四段(カメラ・瀬戸 花音)

 将棋の第13期女流王座戦挑戦者決定戦が5日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、先手の加藤桃子女流四段(28)が西山朋佳女流名人(28)=女王、女流王将=に133手で勝利し、里見香奈女流王座(31)=白玲、清麗、女流王位、倉敷藤花=への挑戦権を獲得した。対局後、里見と加藤が並んで会見に臨んだ。

 1年ぶりのタイトル挑戦となる加藤は、女流タイトルをすべて里見と西山で分け合っている現状を踏まえ、「諦めるわけにはいかない。加藤が出てスパイス的な存在になってもいいかなと」と意気込んだ。一方、里見は王座戦で八冠制覇を目指す藤井聡太七冠を念頭に、自身の全冠へは「まだそういう実力がない」と話したが「体調管理に努めて調整できたら」と連覇を目指す。第1局は10月25日、東京・文京区「ホテル椿山荘東京」で行われる。

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