◆JERAセ・リーグ 中日2―8阪神(5日・バンテリンドーム)
中日の立浪和義監督は投手陣の与四球の数に苦言を呈した。
先発・涌井が初回1死三塁から、大山、佐藤輝と連続四球。1死満塁となり、ノイジーのゴロを村松が失策。得点につながってしまった。また、2番手・上田も大山に2四球を与え、全てホームを踏まれた。与四球はリーグワーストの369。一方、阪神は270与四球で、立浪監督は「(投手陣で)伝染しているのか、今年は特に多い。コントロールをもっと磨かないと」と厳しかった。
以下は立浪監督の一問一答。
―涌井が初回3失点
「四球絡んで、エラー絡んで3失点。あの辺がもったいない。四球出したら結果1点で済むところが、2点、3点となったので」
―チーム的にも与四球が多い
「(投手陣で)伝染しているのか、今年は特に多い。どうせやられるならどんどん攻めていけと言っている。投手は点を取られたらいけないと思ってしまうのか。ちょっとわからないけど投手じゃないから。明らかにコースを狙いすぎているようにも見える。あとはコントロールをもっと磨かないと、球場が広いので」
―来週は7連戦。涌井の次回登板は
「まだ考えてないです」
―細川が21号
「西投手に相性がいいし、素晴らしいホームランだった」
―阪神と安打数(中日9、阪神8)は変わらない
「同じヒットでこれだけ点差が開く。四球が絡んでいるのとエラー。ミスがある。チャンスで打てているか打てていないか。それだけの差です」