【大学野球】大経大のプロ注目右腕・津田淳哉が１失点完投「プロを目指してやっています」

◆関西六大学野球秋季リーグ戦　▽第１節２回戦　大経大１０―１京産大（３日・大阪市南港中央）

　今春２位の大経大が、同５位の京産大を破り、１勝１敗とした。プロ注目の最速１５２キロ右腕・津田淳哉（４年＝高田商）が、６安打１失点で完投した。「抜くところを抜いて、締めるところ締めて、そういうイメージで最初から臨んでいたので、それが実行できてよかった」と充実感を漂わせた。

　ＮＰＢ９球団のスカウトが視察する中で１４７キロをマーク。三振は６つを数えた。８回に１点を許して完封こそ逃したが、９回に入る前には続投を志願。前日はサヨナラ負けを喫し、勝てば明日に３回戦が控えるなか、１人で投げきった右腕を高代延博監督は「ニュー津田くんという感じがしました。３年間、見た中では一番良かった」とたたえた。

　進路について津田は「プロを目指してやっています」と明かし、今季については「最優秀防御率を一番取りたい。０で抑えたら負けることはない」と意気込んだ。