夏競馬の最終日は、函館の開幕週から3か月近く拠点としていた北海道を離れて新潟で騎乗します。メインの新潟記念にプラダリアで参戦。昨年の青葉賞以来、2度目の重賞制覇を目指します。
夏バテの症状が出ていたようで心配しましたが、冷房の効いている栗東の厩舎に戻って体調は持ち直したとのこと。順調にメニューを消化して、1週前追い切りにまたがってくれた弘平(松山騎手)には「大きな変化はないけど、いい状態です」と聞いています。前走から間隔も2か月半ほどですから“休み明け感”が抜け切らなかった昨秋より調子は良さそうに感じます。
宝塚記念は6着。別の馬(スルーセブンシーズ)に乗っていたのでレースぶりはVTRで確認しましたが、直線は内をじりじり伸びて悪くない内容だったと思います。
左回りで重賞勝ちがあり、長く脚が使えるので新潟・外回り2000メートルは合うイメージを持っています。また大きな舞台へ一緒に向かっていきたいディープインパクト産駒。秋以降の楽しみが膨らむような結果を出すつもりです。(JRA騎手)
【新潟】
2R・ベルノレイズ B
5R・オルデラン B
9R・ジョンソンテソーロ C
11R・プラダリア A
(本紙評価)