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【大学野球】関大の来秋ドラフト候補・金丸夢斗が9安打11K完封 早瀬監督ラストシーズンを白星発進

11奪三振で完封した関大・金丸夢斗
11奪三振で完封した関大・金丸夢斗

◆関西学生野球秋季リーグ戦 ▽第1節1回戦 関大1―0同大(2日・わかさスタジアム京都)

 今春2位の関大が、同4位の同大との接戦を制した。来秋ドラフト候補左腕の金丸夢斗(3年=神港橘)が、9安打を許しながらも11奪三振で完封。秋3連覇へ白星発進した。

 春季リーグ戦は優勝争いの中、右膝の故障で途中離脱を余儀なくされた。以降は「ケガをしない投げ方というか、体全体を使う動きをしみこませるトレーニングをしました」と、インナーマッスルなどを鍛え、一か所に負担がかからないフォームに改善。夏のオープン戦では最速を1キロ更新する153キロをマークし「いい球が行っているなと、感覚がこれまでと全然違ったので、出たなという感じだった」と驚きはなかった。

 この日は、5イニングで先頭打者を出したが、要所を締め、球数も112球に留めた。左腕は「緊張しがちなので、初回は特に緊張した。その後、しっかり修正できたので良かった」と、自身4回目の完封にうなずいた。

 7月には、早瀬万豊監督の今季限りでの勇退も知らされた。大学日本代表で主将の有馬諒捕手(4年=近江)は「最後のシーズンで自分達も引退なんですけど、これも何かの縁。自分がキャプテンをさせてもらっている中で最後ということなので、有終の美を飾ってもらいたい。選手もみんなそう思っているので、一戦必勝で監督さんを胴上げしたい」と話した。

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