あすから白玲戦開幕 里見香奈白玲と西山朋佳女流名人 前期と立場が逆のリターンマッチ

白玲戦七番勝負への意気込みを見せた里見香奈白玲(右)と西山朋佳女流名人
白玲戦七番勝負への意気込みを見せた里見香奈白玲(右)と西山朋佳女流名人

 将棋の里見香奈白玲=清麗、女流王座、女流王位、倉敷藤花=に西山朋佳女流名人=女王、女流王将=が挑む第3期白玲戦七番勝負が2日、東京・港区「グランドニッコー東京台場」で開幕する。両者は1日、同ホテルで前夜祭に臨んだ。

 里見は「明日は自分の力を出し切れるように精いっぱい頑張って行きたいと思います。ファンの皆さまがこうして開幕式にご参加いただけましたことを心からうれしく思っております」とあいさつ。西山は「なんとか番勝負まで進めまして、また七番勝負を戦えることを感慨深く思っています。今回のシリーズも自然体で自分の持ち味をしっかり出せるように頑張っていきたいと思っております」と意気込んだ。

 8つある女流タイトルの全てを分け合う2人によるタイトル戦。対戦成績は里見の29勝25敗。7~8月に行われ、里見が3勝1敗で防衛を果たした清麗戦五番勝負と同カードの対決は、前期と立場を逆にしてのリターンマッチでもある。

 里見は今年度14勝4敗で勝数ランキング2位につけている。西山は今年度20勝3敗で勝数ランキング1位と好調も、3敗は全て対里見戦によるものだ。

 前夜祭に出席した日本将棋連盟の羽生善治会長は「昨年と同一カード。この2人は他のタイトル戦でも数多く顔を合わせている。おそらくずーっとタイトル戦が続いていくなかで、日常的に会話をすることは少ないと思うのですが、盤面を通じて互いの棋風、性格、考え方を少しずつ理解していく感じなのかなと思っています。ぜひ棋力を充実させて大熱戦になることを期待しております」と両対局者の熱い勝負を激励した。

 再奪取か防衛か。2人の夏はまだ続く。(瀬戸 花音)

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