今日で8月が終わり、明日から9月です。毎日、暑い暑いと言いながら過ごしてきましたが、これからは徐々に涼しく、秋めいていくと良いですね。
夏のはじめに東京から両親が遊びに来たので、仙台から少し足を延ばし、一緒に岩手県の一関市に行ってきました。お目当ては、厳美渓(げんびけい)の名物「空飛ぶだんご」を食べること! 専用の籠に注文票とお金を入れて、木の板をカンカンと叩いて合図すると、その籠はロープを伝って、渓流を挟んだ対岸にあるお店へ。少し待っていると、オーダーしたおだんごとお茶が入った籠が、ロープを伝ってスルスル~と下りて来るのです。まるでおだんごが空を飛んで来るかのように。
実は厳美渓を訪れるのは3回目。1回目は、中学3年生の修学旅行でした。ただその時は、厳美渓での滞在時間が短く、行列ができるほど人気のおだんごを買うことは禁止。横目で見るだけで終わりました。2回目は仙台に住み始めてすぐの頃。友人と一緒に車で向かいましたが、まさかのお店がお休み。そして今年の夏、営業日であることを確認し、新幹線とバスを乗り継いで厳美渓へ。ようやく念願叶って食べることができました! 澄み切った青空の下、エメラルドグリーンに輝く水面と、鮮やかな緑を眺めながら食べた、みたらし、ごま、こしあんのおだんごは、格別に美味しかったです。これぞ三度目の正直!
周辺を散策していると、御覧場橋という吊り橋があり、ゴツゴツとした岩場が目立つ上流と、静かに流れる下流を対比して眺めることができました。また春になると、伊達政宗が400年ほど前に植えたとされる200本の「貞山桜」が咲き誇るとのこと。伊達政宗との意外ながりがあり、驚きでした。
次の目標は、満開の桜を見ながら厳美渓を散策すること、そして4回目も「空飛ぶだんご」を食べることです!