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永瀬拓矢王座、藤井聡太七冠は「すごい人」も「八冠」は「自分には関係ないこと」…きょう31日から王座戦

スポーツ報知
八冠阻止へ受けて立つ永瀬拓矢王座

 将棋の藤井聡太七冠(21)=竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖=が史上初のタイトル全八冠制覇を目指し、永瀬拓矢王座(30)に挑戦する第71期王座戦五番勝負第1局が31日、神奈川県秦野市「元湯 陣屋」で開幕する。両者は30日、現地入りし、対局場検分と前日会見に臨んだ。

 5期連続の王座獲得で自身初の永世称号「名誉王座」まであと1期に迫っている永瀬にとっても大舞台となる。藤井の「八冠」については「自分には関係ないことだと思っている」と真剣な表情で言い切った。

 デビュー当時から見ている研究パートナーとしての藤井については「数年前からの藤井名人を見ていますと、大棋士の片鱗(りん)をうかがうことができた。そこから頭角を現していったのは自然の流れ。これはすごい人だなと率直に思いました」と手放しで褒めたたえた。

 藤井から掛けられた言葉で印象に残っているものを聞かれると、「藤井さんから頂いた言葉一つ一つは自分にとって財産ですので墓場まで持って行きたい」と含み笑い。勝負に関わる作戦については「うーん…言える部分が少ないのでこれで終わりにします」と打ち切り、真剣勝負へ意欲をのぞかせた。

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