東日本選抜、準優勝　川村光翼主将の先制弾！畠山明祈サヨナラ打で３連勝も決勝で関西選抜に苦杯…鶴岡一人記念大会

◆日本生命カップ第２３回鶴岡一人記念大会▽中学生の部・決勝　関西選抜９―２東日本選抜＝６回コールド＝（８月１９日、広島・鶴岡一人記念球場）

　各ブロックの選抜チームで競う「日本生命カップ第２３回鶴岡一人記念大会」で、東日本ブロック選抜が中学生の部で準優勝に輝いた。予選リーグを２連勝で１位通過し、準決勝はサヨナラ勝ち。決勝では予選で勝利した関西選抜に敗戦を喫した。

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　東日本選抜が抜群のチームワークで快進撃だ。予選リーグ初戦の関西選抜戦で主将・川村が初回に左中間スタンドに先制アーチ。中学通算２１本目のサク越え弾でチームを勢いづけると、５回に４番・関の犠飛で勝ち越し。白星発進した。

　川村は「相手が強いと分かっていたので気持ちで負けないように…」とフルスイングで勇気づけると、増田、小倉の内野陣は大声を張り上げて盛り上げた。

　ラッキーボーイも登場した。畠山だ。準決勝の九州選抜戦。２点ビハインドの６回１死二、三塁の好機で代打で右中間への同点三塁打。予選リーグは無安打も「今日は自分のスイングを信じて力強く振ることだけ考えていた」と意地の一打。延長８回には２死二塁で中前にサヨナラ打でヒーローになった。

　後藤均監督（６３）は「選手たちはよく頑張ってくれた」とたたえた。投手交代ではブルペンで受けた捕手とセットで交代させるなど、選抜チームでの経験の少なさを補う細やかな采配も光った。

　【東日本選抜・戦績】

　▽予選リーグ

　東日本選抜５―４関西選抜

　東日本選抜６―３広島選抜

　▽準決勝　東日本選抜５ｘ―４九州選抜（延長８回）

◆鶴岡一人記念大会　東日本ブロック選抜◆

　背番　選　手　名（所　　属）位置、投打

　★４　川村　光翼（横　浜　南）外、右右

　　１　荒生　結太（那須野ヶ原）投外、左左

　　２　小倉　颯太（小　　山）内、右左

　　３　小原　快晴（藤　　岡）捕内、右右

　　５　黒須　大翔（鴻　　巣）捕外、右右

　　６　酒井　大斗（宮城仙北）内、右左

　　７　下山　颯斗（本　　庄）捕内、右右

　　８　関　健志朗（長　　野）投外、右右

　　９　田中　慶次（横　浜　緑）投外、右右

　１０　團　慶太郎（京　　葉）捕外、右右

　１１　土田　健琉（山形東部）投、右右

　１２　中倉　悠生（札幌北広島）投外、左左

　１３　生田目佑海（白　　河）投内、右左

　１４　野中　元稀（春　日　部）投外、右右

　１５　橋本　碧羽（上　　越）投外、左左

　１６　畠山　明祈（上里北武）投内、右左

　１７　増田　涼司（筑　　波）内、右右

　１８　松本　叶我（いわき）投内、右右

　１９　横山　大和（千葉中央）投内、右右

　２０　吉田　裕哉（城　　東）投外、左左

　【監　督】後藤　均（横浜南・総監督）

　【コーチ】野田　浩二（いわき監督）

　【マネジャー】柳沼　浩之（横浜南コーチ）

※★は主将、全員３年生