宇野昌磨「体力や気持ちを他に」 フリーの4回転はサルコー抜き3種4本から 表現に注力

ミズノのトークライブに参加した(左から)田中刑事、宇野昌磨、友野一希(カメラ・高木恵)
ミズノのトークライブに参加した(左から)田中刑事、宇野昌磨、友野一希(カメラ・高木恵)

 フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇の宇野昌磨(トヨタ自動車)が29日、都内でブランドアンバサダーを務めるミズノによるトークライブに出演。田中刑事さんが司会、友野一希がスペシャルゲストとして登場し、盛り上がりを見せた。

 宇野は今季、表現に重点を置いた演目の完成を目指している。昨季フリーの構成にフリップ、ループ、サルコー、トウループの4種類5本の4回転を入れていたが、今季はサルコーを抜いた3種類4本の構成でシーズンをスタートする予定であることを明かした。「様々な理由があるが、リスクに対してリターンが得られていない。僕にとってサルコーが全ジャンプで一番難しい。ジャンプを1個減らすことで、体力や気持ち的な部分で、もう少し他のところに割けるんじゃないかな、と。今フリーの練習をやっているが、例えば跳べるジャンブの前にぎりぎりまで振付を入れるとか」と話した。

 イベント後の取材でも、その意図について回答。「そもそもサルコーというものが僕にとって足かせになっているんじゃないかな、と思っていて。踊りに関してもサルコーを入れることによって、他のジャンプもどんどん後ろ倒しになっていく。それをなくすことでコンビネーションにも余裕ができて、プログラムというもの自体にも余裕ができると、今僕がやりたいと思うことがしっかり直結してできるようになるのではないか、と考えた。サルコーをやるメリットっていうのはあるのかっていう感じが…(友野)一希くんくらい跳べればやる価値があるんですけど、僕の確率は本当に低いので」と語った。

 昨季に続き、フリーの振付は宮本賢二氏が務める。曲名は明かさず、ジャンルや曲調についても「皆さん知っての通り、僕は何が何の曲調なのか分からない(笑い)。いずれどこかでやるのでお楽しみに」と話すにとどめた。選曲はステファン・ランビエルコーチ。「競技のプログラムというのは、ステファンがやって欲しいと思っているものを僕は大事にしたい」と信頼を口にした。

 アイスショー「ワンピース・オン・アイス」で主人公のルフィ役を演じ、表現の幅が広がった。「ワンピースのショーは賢二先生の振付もたくさん入っていて、今年のフリープログラムは宮本賢二先生の振付。曲はいつもステファンの選曲なんですけど。僕もちょっと、ワンピースで得たものが振付に入るのかなと思っていけど、全くそんなことはないです。そこはもう全然、結びつきようにも結びつかない。そんな感じです」とヒントを寄せた。

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