Twitter facebook Instagram YouTube

【釣り情報】ブラウントラウト70センチ5・03キロ! 芦ノ湖湖尻・AFCおおば

スポーツ報知
大型のブラウントラウトを釣った萱間さん(本人提供)

 報知指定釣店で大物を釣ったり、好釣果を上げたりした釣り人を紹介する「今月のトップさん」。今回は神奈川・芦ノ湖で70センチのブラウントラウトを釣った萱間裕貴さん(35)を紹介する。本命の魚は別にいたが、思わぬ形で大物を上げた。

バスが本命 

 9日に芦ノ湖で70センチ、5・03キロの大型ブラウントラウトが上がった。釣ったのは、湖尻の報知指定・AFCおおばからボートで出た萱間さんだ。毎年3月1日に芦ノ湖で開催されるルアー・フライ限定特別解禁釣り大会では、2021年と23年にブラックバス部門を制している。このほかにも大型のブラックバスを何尾も釣り上げている“芦ノ湖マイスター”だ。

 この日も狙うのは当然、バス。「いつもなら浅場で釣ることが多いのですが、今回は一緒に行った友人が岸周りの浅場で釣りたいと言ったので、ならば自分は深場を狙おうと思い、久しぶりにライブスコープをボートにつけました」と萱間さん。ライブスコープはボートの真下から前方を映し出す魚群探知機。魚の存在を確認できるのはもちろん、自分のルアーの動きや、魚がルアーに反応している映像が見られる。この魚探の存在が、大型ブラウンを釣り上げるための大きな要因になった。

 箱根園の水深18メートルにボートを進め、ここにポーク(豚の皮や脂を加工して作った疑似餌)を付けたラバージグを落とした。すると、魚探に大型魚の反応が映し出された。「ルアーをスイミングさせていると魚が反応したので、そこから誘ってやると食ってきました」という。しかし、「食い方から見てバスではなくトラウトだと思った」と萱間さん。

 案の定、上がってきたのは70センチのブラウン。その後も「釣り方が分かったので同じように誘ったら、今度は62センチのブラウンが釣れました。もう1尾、70センチぐらいのがヒットしたんですが、これはバレてしまいました」。本命魚ではなかったものの、「ブラウンはルアーを追って水面近くまで上がってくることもあるので、面白いんですよ」と魅力を語った。

 これから萱間さんが狙うのは、芦ノ湖でその年に釣れた一番大きな魚で競う年間大賞だ。「ブラックバス部門とブラウントラウト部門の同時受賞を狙いたい。ブラウンは今回でパターンが分かったような気がするので、がんばってみたい」と二冠を取る気満々だ。

(高田 典孝)

◆めも 湖尻AFCおおば(TEL080・8123・4835)。手こぎボートは2人乗り半日3000円、一日3500円。3人乗り半日3500円、一日4500円。船外機付きボートは3人乗りが半日6500円。4人乗りもある。入漁料は大人1500円(店売り)。中学生以下無料。

ライフ

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×