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大谷翔平が腕の疲労で2回途中緊急降板 指揮官「痛みはない」「検査をしている」…大谷取材対応なし

ダブルヘッダー第1試合終了後に取材に応じるエンゼルス・ネビン監督(カメラ・秋野 未知通信員)
ダブルヘッダー第1試合終了後に取材に応じるエンゼルス・ネビン監督(カメラ・秋野 未知通信員)

◆米大リーグ エンゼルス4―9レッズ(23日・アナハイム=エンゼル・スタジアム)

 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が23日(日本時間24日)、本拠地・レッズ戦のダブルヘッダー第1戦目に「2番・投手」でスタメン出場したが、2回途中26球で緊急降板し、打者としても3回の2打席目に代打を送られて途中交代した。今季最短の1回1/3での降板。エンゼルスは途中交代の理由を「腕の疲労」と発表した。エンゼルスは逆転負けを喫して3連敗で今季ワースト借金5となった。

 試合後の会見で、ネビン監督は「我々は今、それを検査中だ。それ(詳細が分かるの)には少し時間がかかる。本人は『痛みはない』と言っている。数週間前の時と同じような感覚(違和感)だと言っている。その感覚(違和感)が初回が終わった時に戻ってきた。それが今我々が言えることのすべて。今、検査しているところだ」と説明。通常、登板後に行われる大谷の囲み取材も行われなかった。

 腕の疲労を訴えて先発登板を1度飛ばし、中13日での登板となった大谷。初回は初球の直球が90・9マイル(約146・3キロ)だったが、1死からともにスプリットで2者連続三振を奪うなど15球で3者凡退に抑える好発進を切った。

 すると、1回裏無死一塁の1打席目には、先発左腕・アボットの初球92・9マイル(約149・5キロ)を捉え、44号2ラン。右翼席に運んで先取点をたたき出した。打球速度115・7マイル(約186・2キロ)、飛距離442フィート(約135メートル)、打球角度20度という圧巻の一発。本塁打恒例の兜(かぶと)は投球準備のためかぶらず、水原一平通訳が“代理”でかぶった。

 2点リードの2回は、先頭のスティアに四球。続くボットを遊飛に打ち取り、エンカーナシオンストランドに対して5球を投げてカウント2―2になったところでマウンドを降り、2番手・アンダーソンがマウンドに上がった。最速160キロを超えることも珍しくない大谷だが、この日の最速は94・4マイル(約151・9キロ)だった。3回の2打席目に代打を送られて打者としても1打席のみで途中交代した。

エンゼルス・大谷翔平投手(ロイター)
エンゼルス・大谷翔平投手(ロイター)

マウンド上で説明するエンゼルス・大谷翔平投手(ロイター)
マウンド上で説明するエンゼルス・大谷翔平投手(ロイター)

ダブルヘッダー第1試合終了後に取材に応じるエンゼルス・ネビン監督(カメラ・秋野 未知通信員)
エンゼルス・大谷翔平投手(ロイター)
マウンド上で説明するエンゼルス・大谷翔平投手(ロイター)
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