参加資格が従来の関東地区から全国に広がった第100回箱根駅伝予選会(10月14日、東京・立川)に、京産大が出場することが22日、分かった。関東以外では、同じ関西地区の立命大と東海地区の皇学館大に続いて3校目。妹尾誠・男子駅伝監督(61)は「実力的には厳しいが、参加できる機会を頂いたので、チャレンジしようということになった」と明かした。
京産大は、6月の全日本大学駅伝関西地区予選会で5位。上位4校が出場できる全日本大学駅伝と、上位3校に参加資格が与えられる10月の出雲駅伝の出場を逃した。箱根予選会と11月の関西学生対校駅伝(丹後駅伝)に注力できることもあり、7月中旬に参加の意思を大学に報告。18日から北海道で合宿を行っている。
チームは、1万メートルで28分台の記録を持つ小嶋郁依斗と中村光稀(ともに3年)が中心。箱根予選会はハーフマラソン10人の合計タイムで争い、例年より3校増の上位13校が本戦の出場権を獲得する。(伊井 亮一)