関東学生アメリカンフットボール連盟が、部員が違法薬物を所持したとして逮捕され「当面の間の出場資格停止」としている日大アメフト部について、調査報告の期限を定めていないことが19日、分かった。学連関係者は「日大が主体的に解決しなければいけないこと。いつまでにというのは伝えていない」と語った。
関東学連は10日に日大への処分を決め、来月2日の法大との関東大学リーグ1部上位「TOP8」開幕戦を中止とした。その後は各試合日の1か月前を開催判断の期限に設定。16日に日大から経過報告があったため17日に臨時理事会を開いて審議したが、内容が不十分として来月16日の早大戦も中止を決めた。次は10月1日の中大戦。日大から1か月前の時点で報告がなければ、自動的に中止の判断を下すことになるという。