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【広島】新井貴浩監督「浅野君に触発されたんじゃないですか」高松商出身の末包昇大がV打&ダメ押し弾

スポーツ報知
6回無死、左越えソロ本塁打を放ったデビッドソン(手前)を迎える新井貴浩監督(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERAセ・リーグ 広島6―3巨人(19日・マツダスタジアム)

 広島が、快勝で巨人との対戦成績を13勝7敗とし、5試合を残して4年ぶりのカード勝ち越しを決めた。

 先発・森下が、8回3失点で7勝目。7回まで無失点投球を続けたが、8回に岡本和に3ラン被弾。63年に明大の先輩でもある池田英俊が記録して以来、60年ぶりの巨人戦連続完封は逃したが、7月22日の中日戦(マツダ)以来の白星を手にした。3点リードの9回は、栗林が最後は連続三振で3者凡退。前夜まで4戦連続失点だった矢崎が、リフレッシュを理由に登録抹消。守護神返り咲きのマウンドで、球団史上初となる3年連続の10セーブ目を手にした。

 打線は2回、約2週間ぶりスタメンの末包が、17打席ぶり安打となる適時二塁打が決勝打となった。末包は、5点リードの6回にダメ押しの3号ソロを放ち、2安打2打点の活躍で起用に応えた。

 以下、新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。

 ―8回3失点の森下投手について

 「ジャイアンツの強力打線を相手に素晴らしいピッチングだったと思います」

 ―矢崎投手が登録抹消。9回は栗林投手が締めくくった

 「ここ最近ずっと状態は良かった。矢崎がちょっとリフレッシュさせようと抹消していますので、栗林に行ってもらいました」

 ―今後の抑えは

 「栗林がいいものを見せてくれていますし、元々スタートは、彼が9回で始まっていますし、そこはまた考えたいと思います」

 ―打線は2回にデビッドソンのチーム初安打から末包選手が先制決勝の適時二塁打。2人は6回にそれぞれダメ押しのソロを放った

 「マット(デビッドソン)もいいホームランでしたし、末包のタイムリーとホームランも大きかったですね。彼(末包)は『今日、絶対打ちます』と言っていた。高校(高松商)の後輩の(前夜にプロ初本塁打を放った巨人)浅野君に触発されたんじゃないですか? かわいい後輩でしょう。先輩として『俺も負けられない!』と思ったんじゃないですか? で、本当に打ちましたからね。私もうれしいし、打撃コーチも、みんなうれしい」

 ―2番に入った矢野選手もマルチ安打の活躍

 「スエ(末包)も『今日、絶対打ちます』と言っていたけど、矢野も『今日、絶対打ちます』と。試合中もベンチで『チャンスで俺に回してくれ』って、ずっと言ってましたよ。ずっと言っていたんで、頼もしいな、という形で」

 ―2人とも起用に応えた

 「いろいろケガ人も出ている中で、うちらしく全員でつないで、全員で点を取っていくのがカープの野球。スタメンで出ている選手はもちろんですけど、なかなか日頃からスタメンで出ていない選手も活躍してくれて、これもうちらしい全員野球だと思います」

 ―明日への意気込み

 「一戦一戦というのは変わりませんので、明日も全員で頑張っていきたいと思います」

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