【池添謙一のＫｅｎ　ｔｏ　１】札幌７Ｒはマスキュリンのしぶとさ生かしたい

　先日、ネットケイバの冠番組「謙聞録」の企画で北海道新ひだか町の牧場を訪問しました。目的は僕にゆかりのある馬に会うこと。種牡馬になったヤマカツエースと再会することができました。

　Ｇ１は取れませんでしたが、重賞を５勝。うち４勝が僕とのコンビでした。引退後に近くで姿を見るのは初めて。変わらず元気に過ごしていて、安心しました。今のところ活躍する産駒に恵まれず、種付け数は年々減少。今後乗せてもらえる機会があれば、彼の名を少しでも高められるように頑張りたいです。

　日曜は５頭。マスキュリンは好位からしぶとく脚が使えるタイプで、１ハロン延長がプラスになるように乗れれば。ミスティックパワーはじっくり運ぶ形で安定してきました。展開ひとつでチャンスがありそうです。

　アッシュフォードは前走の内容から、ダートより芝の方がいい印象。決め手勝負になった時にうまく対応できるかがカギになります。ショウナンマントルは湿った芝が苦手な感じ。良馬場なら見直せると思っています。

　　　　（ＪＲＡ騎手）

　【札幌】

１R・ショウナンマントルＢ

３R・ミスティックパワーＡ

４R・アッシュフォード　Ｂ

７R・マスキュリン　　　Ａ

１２R・ラフシー　　　　　Ｃ

　　　　　（本紙評価）