オートレーサーの森且行(49)=川口・25期=は19日、地元の川口オートレース場で行われた第8R「予選」に出走し、見事1着ゴール。7月24日以来、26日ぶりの実戦となったが、いきなり鋭い動きを披露して、通算694回目の勝利を手にした。
ロッカーへ戻ってくると、したたり落ちる汗をぬぐいながら「いやあ、滑っちゃって、突っ込んで行けませんでしたよ。でも、それはみんなも一緒。自分は対処できている方なのかなあ。久々のレースになるので、昨日はたくさん練習をして、もう朝から疲れちゃっていましたよ(苦笑い)。今日はしっかり体を休めたいね」とマスク越しからも弾ける笑顔が確認できるほど、ブランクを感じさせない快走を喜んでいた。
本人は「体を休めないと」と話したが、業界有数のハードワーカーは、ジッとはしていられない様子で「今節のどこかでエンジンの下回り作業はやりたいんだよね。優勝戦とかになると、負けちゃうからね」とさらなるチューンナップを狙っていた。
20日は8Rの「準々決勝戦」(午後2時14分発走予定)で連勝を目指す。