【甲子園】専大松戸応援団、新大阪手前で無念のタイムアップ 朝8時台の新幹線乗車予定が15時出発

アルプス席にあいさつし、泣き崩れる専大松戸ナイン(カメラ・渡辺 了文)
アルプス席にあいさつし、泣き崩れる専大松戸ナイン(カメラ・渡辺 了文)

 ◆第105回全国高校野球選手権記念大会第10日 ▽3回戦 専大松戸6―10土浦日大(16日・甲子園)

 第4試合に登場した専大松戸(千葉)は、応援団の大半が不在のまま夏を終えた。

 試合開始直後、一塁側アルプススタンドには空席が目立った。台風7号の影響により16日午前、東海道新幹線の東京―新大阪間で一時運転見合わせとなった余波で野球部員、吹奏楽部、チアリーディング部が試合開始時点で球場に到着できていなかった。

 声援を送ったのは、練習補助でチームに帯同していた部員6人とマネージャー1人、保護者約350人中150人とOBなど。一般生徒は各自で関西入りしており、20人ほどの姿があった。ソフトテニス部の小笠原汐音(3年)は観光のため朝7時東京発の新幹線に乗車。「海遊館に行ってジンベイザメを見てきました。早く来て試合を見れて良かったです。まだ着いていない人たちの分まで応援を頑張りたい」とナインを盛り立てた。

 5回終了時に到着したラグビー部5人は、昼食を楽しみに8時東京発の新幹線に乗ったが、熱海で5時間、京都で1時間半ほど待ったというが、ひときわ元気に声を出していた。6回2死、二、三塁の好機で「盛り上がりが足りない」を始めると、球場全体が手拍子で後押し。チームトップの3安打をマークした中山凱遊撃手の父・義晃さんは「最後は球場全体が応援してくれて感動した」と振り返った。

 応援団は朝8時台の新幹線に乗車予定だったが、乗れたのは15時前後。試合開始前の時点では静岡。その後何とか新大阪駅手前まで来たが、試合終了。応援団長の代役を務めた高橋建太(2年)は敗戦に涙を浮かべながら「甲子園に連れてきてもらった。秋勝って、春のセンバツに出て、夏またここに戻ってきて(この)成績を超えて恩返ししたい」とリベンジを誓った。

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