▽木下トロフィー争奪大会 男子フリー(8月12日、木下アカデミー京都アイスアリーナ)
ショートプログラム(SP)2位の佐藤駿(明大)は、157・71点、合計235・78点で2位だった。新プログラム「四季」を披露し、4回転フリップを着氷。単発の4回転トウループ、4回転―3回転の連続トウループも決め、大きな乱れはなく、演技をまとめあげた。佐藤のフリー後の主な一問一答は以下の通り。
―演技を振り返って
「練習ではまあ、プログラムの曲かけをたくさんやったので。もうちょっと体力的にちょっといものがあって、踊りに、まあ、全力を出し切ることができなかったので、悔しい部分があったと思います」
―得点に関して
「すごく5コンポーネンツだったり、ステップ、スピンが取れてない印象があったので。スピンは少し自分でも取れてない部分が把握できているので、しっかりと直していければいいかなと思います」
―見つかった課題は?
「ひとまずジャンプは、前半部分は比較的に良かったかなと思うので。引き続き前半部分は、まあ、このままいけるようにして。後半部分はやはり体力、だんだん曲が速くなっていくので、今少し曲に追いつこうと思いでやってしまっているので、それを逆に、曲が自分の演技についてこれるようになれるようにしたいなと思います」
―今日はどんな思いを込めて演技を?
「まあ四季という曲で、1回夏を滑ってはいるんですけど、また違った、冬がメインの曲になってはいるんですけど。まあすごいテンポも速いですし、後半になっていくにつれて速くなっていく曲っていうのは、今までほとんどなかったので、すごく成長できるシーズンになるかなと思います」
―体力強化について
「もう、やってくしかないと思っているので。たくさん曲かけをして、まあ少しずつでも、ノーミス演技ができるようにしたいなと思っています」
―シーズンの目標は?
「まずは、引き続きスケーティングの部分を伸ばしていって、それにジャンプがついてこれるようにやればいいのかなというふうに思っています」
―今季初戦の手応え
「去年の最初の試合がほんとひどかったので、それに比べたらいいかなって感じなんですけど。まあ、課題もたくさん見つかりましたし、SPに関してはジャンプの構成とかもいろいろ考えていって、フリーも、フリップ今回できたので、フリップともう1本、4回転を入れればいいかなと思っています」
―曲は変わったが、フリーはリラックスして?
「そうですね。集中してすごいできていたので、そこは良かったんですけど、体力面がちょっときつかったかなって印象があって。普段はもっとステップとかも踊れてたんですけど、今回はちょっと全力出しても、体力的にきつくて」