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宝塚歌劇花組トップコンビ、柚香光&星風まどかが来年5月に退団

スポーツ報知
来年5月で宝塚歌劇を退団することが発表された花組トップコンビ、柚香光(左)、星風まどか

 宝塚歌劇団は15日、花組トップコンビの柚香光(ゆずか・れい)と星風(ほしかぜ)まどかが、来年5月26日の「アルカンシェル~パリに架かる虹~」の東京宝塚劇場千秋楽をもって退団すると発表した。2人は16日に、それぞれ会見する。

 柚香は東京都出身で、2009年4月「Amour それは…」で初舞台を踏んだ第95期生。花組一筋で、男役にふさわしい端正なルックスと切れのあるダンス、入魂の芝居に定評があり、早くからスター街道を歩み、明日海りおの後を継いで19年11月に花組トップスターに就任。当たり役・伊集院忍を再び演じた「はいからさんが通る」で20年7月にトップ大劇場お披露目を果たした。

 21年の「アウグストゥス―尊厳ある者―」まで華優希(はな・ゆうき)とトップコンビを組んでいたが、華の退団後、専科から異動した星風を2代目パートナーに。懐の深い男役像を確立し、劇団を代表する人気スターとなった。

 星風は東京都出身で、14年「宝塚をどり」で初舞台。第100期生で、宙組に配属され、華やかさとバランスに秀で、入団2年目から大役に抜てきされ、17年11月に真風涼帆の相手役としてトップ娘役就任。21年2月に専科に組替えされ、同7月に花組に移り、柚香の相手役を務めた。トップコンビの同時退団は、花組では1998年の真矢みき、千ほさち以来、実に26年ぶりで、21世紀では初となる。

 花組は13日に「鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)」「GRAND MIRAGE!」の兵庫・宝塚大劇場を終えたばかりで、9月2日に東京公演が開幕する。

 サヨナラ公演となる「アルカンシェル」は小池修一郎氏のオリジナル作。ナチス・ドイツの侵攻に抵抗し、仏パリのレビューを守ろうとするダンサーの姿を描く。

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