◆第66回オールスター競輪(G1)初日(15日、埼玉・西武園競輪場)
中野慎詞(24)=岩手・121期=は英国・グラスゴーで行われた世界選手権男子ケイリン(9日)で銅メダルを獲得。そのメダルも持参して、元気な姿で西武園入りした。11日の帰国翌日、さっそく自転車に乗ったが「疲労が強く出たので、きのう(13日)はオフを取りました」とタイトなスケジュールの中、入念に体調を整えてきた。それでも「慣れた土地に戻ってきて、暑いけどホッとしたという感じ。大好きな焼き肉と寿司は食べましたよ」と精神面に問題はなさそうだ。今回が初のG1戦となるが、「競技のケイリンと競輪は違うし、今回は競輪の中野慎詞として見てほしい。全力で戦っていく」と闘志を燃やす。注目の初陣は2日目の予定。“世界のナカノ”の走りに目が離せない。