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【仙ペン】何でも出来る我らが勇人

スポーツ報知

◆JERA セ・リーグ 巨人8―1DeNA(13日・東京ドーム)

 ジャイアンツは「Aクラス狙い」に徹するべきなのか。いや、覚悟はあるんです。残り試合が40を切ろうとする状況で首位とのゲーム差は2ケタ。この期に及んで徹するも何もない。だけど認めるのは悔しいな。

 ここは「ヒットの延長がホームラン理論」に乗っかってみよう。「Aクラスの延長に優勝がある」―。奇跡を諦めちゃいません。でも現実も見えてますよ。よし、スッキリした。物は言いようだな。

 こうなると気になるのはCS、それもファーストステージの相手だ。現状、Bクラスの分際でずうずうしいにも程があるけど、やはりマツダでの広島戦は避けたいところ。鬼門からの下克上はキツすぎる。

 さて、本日の広島はどうなっているのか。中日にサヨナラ負けだって? 宇佐見、やったぜ。「お前さん魂」を見せてもらった…なんて、今さら調子のいいことを言ってどうする。

 それにしても、柳は9回をノーノー投球も援護なしか。何やってるんだ、立浪さん。いや、最近の巨人だって、何人の先発投手を見殺しにしたことか。たまには序盤に大量点とか取ってやれよ。

 そんなわけで取ればいいんだろ。初回に6点。長いシーズンだ。こんな時もなきゃ身が持たない。久しぶりに心の底からリラックスして見てられました。

 やれば出来る…というかやらかせば出来る。ご存じブリンソン劇場。「不確信歩き」からの伏線回収が止まらない。「ミスは二度と繰り返さない」と言ってたけど、そのコメント、いったい今季何度目だ。分かったよ。倍返しで取り返してくれたら、少々のことは目をつぶるから。

 それにしても、文字通り盆と正月が一緒に来たような日曜日。浅野も打ったしね。プロ初安打の記念球に原監督が「無限の可能性へスタートだ」と書き込んでいたけど、こっちも「2000安打まで、あと1998本」とか言いたくなる。

 岡本和の特大アーチに大城卓のキャリハイ弾。始球式にはラグビーとバスケのレジェンドが登場し、亀梨くんも歌ってくれた。そして我らが坂本。「幻のホームラン」で新喜劇ばりにコケてくれるとは。何でも出来るんだな。夏休みのゲームはこうでなくちゃね。

巨人

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