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【甲子園】今秋ドラフト候補の九州国際大付・佐倉俠史朗、9回意地の安打も初戦敗退 将来のプロ志望を明言

9回無死、安打を放つ九州国際大付・佐倉侠史朗(カメラ・渡辺 了文)
9回無死、安打を放つ九州国際大付・佐倉侠史朗(カメラ・渡辺 了文)

◆第105回全国高校野球選手権記念大会▽2回戦 土浦日大3―0九州国際大付(12日・甲子園)

 九州国際大付(福岡)の4番・一塁、プロ注目打者の佐倉俠史朗(きょうしろう)主将(3年)は、土浦日大(茨城)に敗れ、初戦で姿を消した。同じ左打者の花巻東・佐々木麟太郎、広陵・真鍋慧(けいた)とともに今大会の“ビッグ3”として注目を集めたが、9回先頭の右中間への安打のみ。4打数1安打1三振に終わった。試合後は将来のプロ志望を明言した。以下はコメント要旨。

―試合を終えて。

「悔しいのは悔しいが、2年半、同じメンバーでやってきて、正直1年生のときは甲子園に来られるなんて思っていなくて、いろんな方々に助けてもらったチーム。ありがたみ、感謝の思いが強い」

―9回先頭で右中間へ、この日初安打が出た。

「全然負ける気はしなくて、絶対巻き返せると思っていた。自分が(塁に)出て逆転劇を思い描いていて、その結果が安打になった」

―今夏はチーム打撃に専念したのか。

「正直ホームランを打ちたかったが、打てなくて、4番としてはふがいなかったが、(昨秋初戦敗退の)チームとしては、甲子園までよく来られた」

―相手の先発右腕・小森勇凛投手と対戦した感想は。

「逃げていくボールがあると正直知らなかった。まさか18番が先発してくるとは(予想できず)、そこで慌ててしまって、打てなかったというのはある。それでも打たなくてはいけなかった。もっと成長しなければいけない」

―佐々木、真鍋の活躍(初戦勝利)は気になったか。

「気にするなと言われても気になるし、自分よりも全然すごい選手。ああいう選手がいるから、チームも勝利に近づくし、そういう選手になれなかった自分が悔しい」

―甲子園の土を集めていなかった。

「甲子園は(昨春と昨夏も)来させてもらったし、自分が持って帰るのは、ちょっと違うかなと思った。僕が持って帰らなくても、後輩がまた来てくれると思う」

―プロ志望届は出すのか。

「確実な部分はないが、野球人としては出したい。そういうところ(プロ)でプレーしたい。野球人生のゴールはそういうところで活躍すること。両親にはずっと支えられてきたので、両親の考えを聞きたいし、支えて頂いた監督、コーチの話を聞いて決めたい」

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