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Mリーグ新入団・セガサミーフェニックス醍醐大プロ「開幕戦に出てトップ取りたい」…『MJ』イベントで野望語る

スポーツ報知
どこかぎこちない?フェニックスポーズを決める醍醐大プロ(手前右)。手前左は実況を務めた河野直也プロ、後列はイベントに参加した女流プロ

 麻雀プロリーグ「Mリーグ」のセガサミーフェニックスに新入団した醍醐大プロ(47)が30日、東京・千代田区の最高位戦スタジオで開催されたネットワーク対戦麻雀ゲーム『MJ』のアプリ版10周年を記念するイベントに出席。今秋開幕するMリーグ23―24シーズンへ向け、「開幕戦に出場してトップを取りたい」と野望を語った。

 イベントでは公募によって集まった一般ユーザーがプロ雀士と『MJ』で対局。「最高位戦プロ麻雀協会」に所属する野添ゆかり、小宮悠、塚田美紀、相川まりえ、園部琴子、梶田琴理、雨宮める、「日本プロ麻雀協会」に所属する涼宮麻由、成海有紗の9人の女流プロが参加した。YouTubeでも生配信され河野直也プロが実況、醍醐プロは解説を務めた。

 イベントの第1部終了後、醍醐プロにネット麻雀との関わりや、Mリーガーとなっての心境を聞いた。

  ◇  ◇  ◇  ◇

 ―醍醐プロはネット麻雀をよく打ちますか。

 「麻雀プロになって18年になりますが、(リアル麻雀より)ネット麻雀の方を多く打っています」

 ―ネット麻雀のいいところは。

 「牌譜が見られるところですね。記録に残るので麻雀の研究に使いやすい。対局を思い出しながら、自分の選択が正しかったのかどうなのか、時には計算機を使って検証したりしています」

 ―ネット麻雀で培われた“醍醐流”の雀風とは。

 「自分に得なことだけやる、という感じです。最高位戦ではアガリ率やフーロ率、リーチ率などデータを取っているんですが、アガリ率は僕が1位なんです。常にアガリを取りに行くという意味ではデジタル寄りの雀風と言えるかもしれません」

 ―『MJ』が他のネット麻雀と違うところは。

 「牌が立体的に描かれている点やキャラクターの所作など、実際に麻雀を打っている感覚が(他の麻雀アプリと比べて)高いと思います。打牌の音や速度も遅すぎず速すぎず、よりリアルに近づけていると麻雀プロの目から見ても思いますね」

 ―6月30日のMリーグドラフト会議でセガサミーフェニックスから指名を受けてちょうど1か月。環境の変化などは。

 「家族、両親、仕事関係の人や、道ばたで声をかけて下さる人からも『おめでとう』と言われるようになりました。多分、生まれてきた中で一番多く『おめでとう』と言われた1か月だったと思います」

 ―今日イベントに参加した女流プロにも、将来のMリーガーがいるかも。

 「そうですね。みんな麻雀が本当に大好きな選手たちなので、そうなってくれたらうれしいですね」

 ―フェニックスポーズ(顔の近くで横にVサインを作りウインクする勝利のポーズ)は練習していますか。

 「慣れてはきましたが、これで合ってるのかどうか…(笑い)。今度近藤(誠一)監督に会ったときにチェックしてもらいます」

 ―Mリーグで早いうちにポーズを出したい。

 「そうですね。開幕戦に出たいです。選ばれるかどうかはわかりませんが(笑い)、まず1回トップを取って落ち着きたいですね」

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