オートレーサーの森且行(49)=川口・25期=は22日、地元の川口オートレース場で行われた第9R「団体予選」に出走。7車立ての6枠から発進して、ライバルたちが熱い走路(45度)に苦しむ中、じっくりと末脚を伸ばして先行勢を鮮やかに攻略。2日目に続いて白星を量産した。
前日から連勝ゴールをマークしたが、本人はまだまだ状態には納得していない様子で、「もう、エンジンはこの辺りが限界なのかな。部品を交換したり、下回りの調整をやった方がいいのかもしれませんが、もう一度照った時のセッティングをやってみたい。悪い状態ではないんだけれど、準決勝戦のメンバーが相手だと、今のままでは通用しないと思うのでね」と話した。
1着ゴールを果たした後は、ひょっとこのお面を着用して、ウイニングランへ。スタンドに集まったファンに会心のスマイル(?)を振りまいて、手を振り続けた。「もう、ウイニングランはいいよ(苦笑い)。でも、ファンが喜んでくれるなら、うれしいね」とお面を外して、今度は本物の笑顔を浮かべながら充実の表情を浮かべていた。
森且行は、開催4日目となる23日は、第10R「準決勝戦A」(午後3時18分発走予定)に出走する。