オートレーサーの森且行(49)=川口・25期=は21日、地元の川口オートレース場で行われた第7R「団体予選」に出走。7車立ての6枠から素早く先行勢を攻略し、最初の2周回を終えた時点で早くも首位に躍り出て、そのまま悠々と1着ゴールを決めた。
今シリーズは「川口オートレースクラシック2023・ファン感謝祭」と銘打たれ、各レースで勝利した選手たちは仮装して、ウイニングランを行っているが、7Rを制した森も激闘の後、苦笑いを浮かべ続けながらコミカルな衣装に着替えて、改めてコースへ出向き、スタンドに集まったファンを喜ばせた。「普段はこんなことはできないけれど、今回はお祭り(ファン感謝祭)だからね~。あっ、周りにやらされましたと書いておいてくださいね(笑い)。エンジンは抜け出してからがちょっと遅いなあ。レース足はあるんだけれどね。前半で外のコースを使い過ぎたせいかな。でも、滑りは減りましたよ。もっとタイムも出したいし、もう少しヘッド周りを調整していきますよ!」
初日は2着止まりだったが、滑る症状を軽減させて、2日目にして見事に初勝利をマーク。さらに調整を進めて、さらなるエンジンのパワーアップをもくろんでいた。