【茨城】霞ケ浦・木村優人、憧れ大谷翔平ばり逆方向打 西武・渡辺GM「完璧にチームの中心選手」

8強進出に貢献した霞ケ浦・木村
8強進出に貢献した霞ケ浦・木村

◆第105回全国高校野球選手権記念茨城大会 ▽4回戦 霞ケ浦8─1水戸一=7回コールド=(20日・ひたちなか市民)

 茨城では、関東NO1投手の呼び声高い霞ケ浦の150キロ右腕・木村優人(3年)が「4番・右翼」で出場。登板はなかったが、先制の2点二塁打に7回コールドを決める2点打と4打点で8強入りに貢献した。

 強烈な打球が左中間を襲った。霞ケ浦・木村は二塁に到達すると、力強く拳を握った。0―0の3回2死から2連続四球で迎えた一、二塁。相手のミスから得た好機。勝負所と捉え、相手左腕の外に逃げるスライダーを強振した。2者が生還。先制の二塁打だ。登板はなくても、4番としてバットで魅せた。

 「逆方向は練習の段階から意識しています。『逆方向に引っ張る』というイメージです。フライというより、低いライナーのイメージがホームランになればいい。大谷さんもそういう打球が多いので、意識しています」

 投打でエンゼルス・大谷翔平に心酔する剛腕。左打席で繰り出される鋭く、強いスイングが、海の向こうの二刀流とかぶった。

 6点リードの2死満塁では、右投手の内寄りスライダーを振り抜き、右前へダメ押しの2点適時打。自らのバットで7回コールド勝ちに導いた。ネット裏ではプロ4球団7人のスカウトが視察。西武の渡辺GMは「完璧にチームの中心選手」とうなった。プロはあくまで投手として注目するが、打撃も非凡なのは間違いない。「目指すは甲子園。一つ一つ自信をつけて、楽しく野球ができれば」と木村。いざ準々決勝。一気に頂点へ駆け上がる。(加藤 弘士)

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