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【南北海道】函館大有斗が10年ぶりの4強進出逃す 186センチ左腕・川下将勲「プロ志望届を提出するつもりです」

7回8失点で降板した函館大有斗・川下
7回8失点で降板した函館大有斗・川下

◆第105回全国高校野球選手権記念南北海道大会 ▽1回戦 北海道栄8―4函館大有斗(18日・札幌円山)

 函館大有斗は、春全道準Vの北海道栄に敗れ2013年以来の4強入りを逃した。最大4点差を追い付く粘りを見せたが、7回に打者一巡の猛攻を受け一挙4失点で力尽きた。

 同点に追い付いた直後の7回1死二、三塁のピンチ。カウント0―1から能戸優雅捕手(2年)が出したのは「外角に外す」サインだった。しかし、エース左腕・川下将勲(3年)が投じた2球目は狙いよりも内に入り、警戒していたスクイズを決められて決勝点を献上。その後に四球を挟んで4連打を浴び、7回8失点で降板した。

 試合後は「スクイズを外しきれなかったり、追い込んでから甘く入ったり、詰めの甘さが出た」と悔し涙をぬぐった川下。それでも、春全道大会前の最速134キロから142キロまで急成長し、この日もNPB複数球団のスカウトが視察に訪れる選手に成長した。今後の進路について「プロ志望届を出すつもりです」と話し、球場を後にした。

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