◆第105回全国高校野球選手権記念北北海道大会 ▽1回戦 白樺学園14―1北見柏陽=7回コールド=(15日・旭川スタルヒン)
8年ぶりの夏の甲子園出場を目指す白樺学園が北見柏陽に大勝し、2年連続の8強入りを決めた。
終始雨が降るコンディションの中、西村が最少失点で凌いだ。1回の先頭打者に二塁打を打たれ、犠打と内野ゴロで1失点。その後は、この日最速146キロの直球とキレ味鋭いスライダーを中心に凡打の山を築き、2回以降は二塁すら踏ませなかった。
6回2/3を3安打1失点。無四球の投球に、視察したDeNAの欠端スカウトは「これだけ雨が降ってるのを考慮したら(直球のスピードは)こんなもんなのかな。スライダーは高校生離れしたものを持っている」と評価した。
打線も6番・神谷昊史捕手(3年)が公式戦初本塁打、4番・金丸翼遊撃手(3年)が満塁弾を放つなど13安打14得点。投打ががっちりかみ合い、2015年以来の聖地に向けて最高のスタートを切った。