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【記者コラム】MLBオールスターの全米視聴率は3・9%で史上最低 もし、大谷が9回に打席に立っていたら

スポーツ報知
オールスターに出場した大谷翔平(ロイター)

 米メディアが11日(日本時間12日)にシアトルで行われたオールスターの全米視聴率を12日(同13日)、相次いで報じ全米視聴率は3・9%で視聴者数は約701万人で、昨年の4・2%、751万人を下回ったことがわかった。

 オールスターは1970年の28%をピークに1990年までは2ケタを常時キープしていた。ところが、出場選手数が多くなってファン投票の先発メンバーが5回で交代するなど、試合としてのおもしろみに欠けることで2010年代は1ケタの数字で低迷し続けた。 

 視聴者数は前夜のホームラン競争が611万人を集めていたことを考えれば、”本末転倒”の結果になっている。 

 かつては、インターリーグもなく、リーグ間の対抗意識も強く、一時は連敗が続いたア・リーグ会長が出場投手に球宴前のカードの登板を禁止する通達を出すなど、両リーグで緊迫感があった。そのため、メジャーを代表する先発メンバーは延長戦になるまで出続ける選手も少なくなく、同じシアトルで行われた1979年には、先発右翼のデーブ・パーカーが最後まで出続け、8回に相手の勝ち越しのホームインを刺す強肩(三塁でも刺す)でMVPとなり、起用したドジャースのラソーダ監督が「これがあるから彼を最後まで出し続けたんだ」と胸を張って言った事を思い出す。その年の視聴率は24・4%、1818万人が視聴した。

 昨日の試合、1点を追うア・リーグの攻撃。個人的には、DHなのだから大谷翔平が最後まで出続け9回に回ってきたとしたら、最高にスタジアムは盛り上がったはずである。

 (蛭間 豊章=ベースボール・アナリスト)

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