◆パ・リーグ オリックス5―1西武(8日・ほっと神戸)
オリックス・山本由伸投手が5安打1失点、125球で今季初完投勝利を挙げた。6回まで毎回三振を奪うなど、2ケタ13Kの快投でリーグ単独トップに立つ8勝目をマーク。150キロ台後半の直球とカットボールを軸に獅子打線をねじ伏せた。
西武戦は通算13勝目(4敗)。バックネット裏にはフィリーズ、レッドソックスなどメジャー8球団が視察するなか、申し分ない投球を披露した。
打線は2回2死二、三塁で野口が右中間へ先制の2点三塁打。この日昇格したばかりの若武者が即スタメン起用され、期待に応えた。3回には紅林が左越えの6号2ラン。これで、6月14日の阪神戦(甲子園)から17試合連続安打とし、好調ぶりを発揮した。
チームはエースの好投で連敗を2で止めた。