5週目に入った函館の芝は今週、先週までのAコースから4メートル外に内ラチが設置されるBコースに替わります。道悪での開催もありましたが、そこまで荒れているという印象もありませんでした。ただ、今週は実際にコースを走ってみたのですが、内めをカバーされた馬場は非常にいい状態。やはり、内めをロスなく回るレース運びが好走への近道になると思います。
日曜メインの五稜郭Sはフィールシンパシーに騎乗します。初コンビですが、今週の追い切りで感触を確認。軽く流した程度の微調整でしたが、2か月近く空いている久々という感じではありませんでした。陣営が非常に楽しみにしていると聞いていますし、しっかりとオープン入りへ導きたい。
土曜メインのマリーンSはメイショウユズルハです。前走の大沼Sは久々に前めの位置で流れに乗り、道中でゴチャつく場面がありながらも、最後まで集中力を途切れさせず。成長を感じさせました。元々、高い能力は秘めている馬で、要はそれを出せるかどうか。中身のあるレースができた前走の勢いを勝利という結果に結びつけるつもりです。(JRA騎手)