スルーセブンシーズで挑んだ宝塚記念は2着。当日に初めてまたがったのですが、厩舎陣営がこれ以上ないと思えるほどの状態に仕上げてくれていました。「これは一発が狙える」と感じながら、最高の雰囲気でゲートイン。道中はイメージより後ろの位置でも、リズム良く運べました。
勝負どころの手応えも抜群。ただ、進路選択だけがうまくいきませんでした。ジャスティンパレスの内を狙っていったところで、内の馬が外に寄ってきてブレーキをかけるロス。切り替えて再び伸びてくれたものの、首差届きませんでした。
あそこがスムーズだったら…。勝てたとは言いませんが、もっと際どい勝負になっていたかも知れない。悔しいレースになりましたが、勝ち負けできる力を見せてくれたスルーセブンシーズは、今後も大きな舞台で活躍してくれるでしょう。
日曜は5頭。10Rのベジェサは末脚を生かし切れていませんが、今回は少頭数。うまくさばいてV戦線に導ければ。アオラキは前走が緩かったので、使った上積みに期待です。(JRA騎手)
【函館】
2Rゼッタイ C
6Rアオラキ B
8Rマスキュリン A
9Rバライロノキセキ C
10Rベジェサ B
(本紙評価)