遠藤航「何回も抜かれる方がいい。飛び込んでボールを奪いにいけ!」 デュエル王への秘訣を力説

Z会主催のイベントでトークショーを行った日本代表MF遠藤航(左)、タカサカモト氏(カメラ・星野浩司)
Z会主催のイベントでトークショーを行った日本代表MF遠藤航(左)、タカサカモト氏(カメラ・星野浩司)

 サッカー日本代表の主将MF遠藤航(30)=シュツットガルト=が1日、さいたま市内で行われたZ会主催のイベントに出席し、海外移籍時に英語学習の指導を受けたタカサカモト氏(38)とトークショーを行った。

 遠藤は18年夏に浦和からシントトロイデン(ベルギー)に移籍する約1年前から、サカモト氏の指導のもとで英語を学んだ。Z会出版のテキスト「速読英単語」などを使ってリスニング能力を重点的に勉強。日本代表選手ら多くのサッカー選手を指導してきたサカモト氏から「1人だけ“特進クラス”のように優秀だった」と、その語学能力を褒められた。

 ベルギー、ドイツで計5シーズンにわたってプレー。シュツットガルトで外国籍選手も多い中で主将としてチームをまとめる遠藤は「英語はどの国でも必要なコミュニケーションツール」と強調した。

 日本と比べて、学校の勉強で英語を流ちょうに話せるようになるドイツの英語学習に触れ「日本人はまず文法から学ぶ。ドイツではまず話す勉強をすごくする。そこは差だと思う」。日本人は英語を話すことに対して自信がない人が多い風潮があるが、「完璧に話せなくても聞いてくれる。とにかく発して、伝えようとすることが大事」と力説した。

 遠藤といえば、ドイツ1部で20―21、21―22年と2年連続でデュエル(1対1)勝利数1位に輝いた“デュエル王”。参加者から「どうしてそんなにボールを奪えるんですか?」と質問され、「何回も抜かれる方がいい。どちらかと言うと、日本では抜かれない守備を教えるのが今の定石になっているけど、今は『とにかく飛び込んでボールを奪いにいけ!』と言ってあげた方が、子供たちはよりボールを奪える選手になっていくと思う。行った結果、抜かれたら次はどうやって抜かれないようにするかを考えるし、ボールを持っている側もそれに対してどう抜けばいいかを考える。その1対1の回数を小学校の頃からどんどんこなすことが大事」と熱く語った。

 日本代表では、6月の活動時に新主将に就任した。「W杯優勝を目標にこれからチーム作りをしていくので、選手、日本サッカーファンの皆さん含めて、みんなで達成できるように頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。

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