【オートレース】森且行５着止まりも準決勝戦進出決める…川口オート

　オートレーサーの森且行（４９）＝川口・２５期＝は２７日、地元の川口オートレース場で行われた第５Ｒ「準々決勝戦」に出走。道中は７車立ての後方でもがく苦しい展開に遭遇し、５着でゴール線を通過した。

　気温が３０度に達し、以前から苦手とする熱走路に本来の鋭い差し足を発揮できず、森は表情をゆがめながら「いやあ、全然止まってくれなかったよ。止まってくれないから（コーナーをスムーズに）回れないんだよね。湿度（７２％）が高くなったら止まらなくなると思ったので、キャブ調整はやったんだけれどね。（エンジンが）一杯になっちゃいました」と不完全燃焼な一戦を残念そうに振り返った。

　５着には敗れたが、タイム順位は２位で、最重ハンデからの発進だったため、３日目・２８日は第１０Ｒ「準決勝戦Ａ」への進出が何とか決まった。「止まらない症状は（足の特色の）先を作ればいいと思うので、またキャブを調整してみますね！」。３節ぶり、５月１８日以来となる優勝戦進出を目指し、整備を進めていく。