兵庫県洲本市(淡路島)の「ホテルニューアワジ」で23日に指されている将棋・第94期棋聖戦五番勝負第2局は正午、昼食休憩に入り、午後1時に再開される。
藤井聡太棋聖=竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将=の“勝負めし”は「淡路牛と淡路野菜のステーキ丼」と「淡路ぬーどるブイヤベース風スープ仕立て」を、ともにハーフサイズで選んだ。
「淡路島ぬーどる」は手延べそうめんの技術を生かし、そうめんよりも太く、つるっとした食感が特徴。前夜祭で藤井は淡路島での3度目の対局に向けて「海の幸や玉ねぎを始め、食材が豊富で、それも楽しみ」とスピーチしていたが、牛肉、野菜、特製めんと、“おのころ島”の味覚を満喫した。
一方、挑戦者・佐々木大地七段は「淡路島牛丼」と、こちらも淡路牛をチョイスした。ホットコーヒーも注文した。
戦型は先手・佐々木が得意の相掛かりに誘導し、正午時点で38手まで進行し、形勢は互角。持ち時間は各4時間で、残り時間は佐々木2時間56分、藤井2時間27分。