ヤクルトの高津臣吾監督が、悩める主砲の巻き返しに期待した。
ここまで打率2割3分3厘、11本塁打、34打点と本来の力を出し切れていない村上宗隆内野手について、指揮官は「今年はすごくマークも厳しくて、WBCのせいにはしたくないですけども、ちょっと調整の難しいシーズンであることは間違いない。ただ、スワローズの4番なら何とかして欲しい。チームが勝つためのバッティングというのをしてほしいなという期待はしてます。でも、打ちますよそのうち、また」と前向きに話した。
この日も、全体メニュー後、アメリカンノックやロングティーで汗を流した主砲に「手抜きしたりとか、そういうことがない。練習もよくするし、よく考えてるし。そういうことさえ怠らなければ、大丈夫じゃないかなと思ってます。たぶんすごく苦しんでいると思いますけど、この苦しさがそのうち成果になるんじゃないかなと思って見ています」と変わらぬ信頼を口にしていた。