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女性落語家・林家あんこ「『北斎の娘』を聴く会」開催!出身地・墨田区ゆかりの葛飾北斎三女を題材に創作落語を披露

スポーツ報知
芸歴10年記念独演会を行った林家あんこ。チケット完売のなか葛飾北斎の娘を題材にした創作落語を披露した(すみだトリフォニーホールで=撮影・武藤奈緒美)

チケット完売で観客魅了!すみだトリフォニーホールで芸歴10年記念独演会開催

 女流落語家で墨田区出身・在住の林家あんこ(37)が17日、すみだトリフォニーホールで芸歴10年記念独演会「『北斎の娘』を聴く会」を開催した。林家一門期待の二ツ目。墨田ゆかりの浮世絵師である葛飾北斎の三女・応為(おうい)を題材にした、全3部作の創作落語を披露した。

 応為は美人画の名手として知られ、光と影を自在に操る作風はバロック期の画家になぞらえて「江戸のレンブラント」とも称される。あんこ自身も2代・林家時蔵を父に持つ、2世初の女性落語家。冒頭では、父親と同じ職業を選んだ応為へのシンパシーを口にした。「私も落語家の2世ですから、何か寄り添えるところがあるかと」。北斎にちなんだ小噺「つる」に始まり、昨年5月に1作目を初演した「北斎の娘」を初めて通しで披露。北斎を長年支えながら代表作「吉原格子先之図」の完成にこぎつけた応為の波乱万丈な人生を、情感たっぷりに演じ切った。

 地元・墨田区では、2021年11月から「第21代すみだ親善大使」に就任。こちらは本名の阿部ゆき絵さんとして務める。コロナ禍で「こんな時こそ地元に恩返しだ」と自ら応募し、選考を突破した。区の魅力をPRするなかで応為の「吉原格子先之図」と出会い、「北斎の娘」の創作につながった。この日は山本亨区長も訪れ、愛する墨田で満員の観客を沸かせた。

 独演会ではスペシャルゲストとして、音曲・柳家小菊が三味線と唄で江戸のラブソング「両国風景」などを奏で、花を添えた。(堀北 禎仁)

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