波崎ボーイズ、2年連続夏の全国大会出場 最速142キロ右腕・仲本寛が宿敵・江戸崎にリベンジ

優勝が決まり喜ぶ波崎ボーイズナイン
優勝が決まり喜ぶ波崎ボーイズナイン
6回から再度登板した波崎ボーイズ・仲本
6回から再度登板した波崎ボーイズ・仲本
3回に勝ち越しの2点タイムリーの波崎ボーイズ・平野
3回に勝ち越しの2点タイムリーの波崎ボーイズ・平野

◆第54回選手権大会茨城県支部▽決勝 波崎ボーイズ5―4江戸崎ボーイズ(6月10日、TOKIWAスタジアム龍ヶ崎)

 第54回日本少年野球選手権大会(8月2~7日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の支部予選が各地で行われた。茨城では、波崎ボーイズが最速142キロ右腕・仲本寛(3年)の活躍などで今春全国大会4強の江戸崎ボーイズを逆転で下し、2年連続5度目の出場を決めた。長野は千曲ボーイズに逆転サヨナラ勝ちした新潟ボーイズが4年ぶり2度目の出場。神奈川では夏の全国2連覇中の湘南ボーイズが5年連続18度目の出場を決めた。

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 最後は三振で終わると決めていた。波崎・仲本が渾身(こんしん)の直球で空振りを奪うと両手を突き上げ喜びに浸った。

 江戸崎は春季全国大会と関東ボーイズリーグ大会で4強入りした強豪。波崎は昨秋の春季予選の決勝で敗れてから、打倒を誓ってきた。金井主将は「忘れないように毎日『江戸崎を倒すぞ』と叫んでいた」と宿願達成に笑みが広がった。

 仲本は先発も力みからか初回に3失点し2回で降板。それでもブルペンでリリースポイントを修正し終盤に備えた。反撃は3回。1死満塁から金井の適時打、根本の右犠飛で同点に追いつくと、平野が左中間へ2点タイムリー。準決勝まで無安打だった平野は「仲本コーチにフォームを指導してもらったおかげ」と初安打でヒーローとなった。

 2番手・根本が5回に右足をつり降板するアクシデントもナインを奮い立たせた。仲本は「根本に『ごめん』と言われて気持ちが入った」。6回から登板すると直球で押しに押した。

 昨夏は最速125キロだった仲本の球速は急激にアップ。準決勝では142キロを記録した。波崎から健大高崎に進んだ兄・暖(2年)のアドバイスでカーブを磨きレベルアップし、兄も果たせなかった全国大会出場を決めた。最強のライバルを倒し、全国でも大暴れする。

 【波崎・登録メンバー】※は主将

 ▽3年生 ※金井渉、鈴木蓮、仲本寛、高瀬啓陸、平野虎太郎、高木瑛太、根本智希、島田健志朗、石津元希

 ▽2年生 深野巧将、山本快、伊藤清心、崎山颯久、関根一真、木内八真斗

 ▽1年生 城之内愛和、山本遥茉、宮内晄、松田零央、松本優哉、吉田光太

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