宝塚歌劇星組「１７８９」中止延長…１８日午後開演の部から再開へ　稀惺かずと初主演の新人公演は中止

　宝塚歌劇団は１４日、出演者の体調不良のため今月３～１５日の上演を見合わせていた兵庫・宝塚大劇場の星組ミュージカル「１７８９　－バスティーユの恋人たち－」を、引き続き、１６日から１８日午前１１時開演の部まで公演中止を延長すると発表した。１８日午後３時３０分開演の部（貸切公演）から再開する。

　公式ホームページでは「公演の実施にあたりましては、お客様により良い舞台をお届けできるよう、出演者・スタッフをはじめ関係者一同、全力で努めてまいります」と記載した。

　また、入団７年目までの生徒で上演する新人公演（６月２２日）は「公演準備が整わないことから」中止となった。入団５年目の第１０５期生の注目株・稀惺（きしょう）かずとが初主演する予定だった。

　宝塚歌劇では、月組の東京・東急シアターオーブ公演「ＤＥＡＴＨ　ＴＡＫＥＳ　Ａ　ＨＯＬＩＤＡＹ」も複数の公演関係者の体調不良のため今月１２～１５日の上演を中止。公演はまだ開幕していない状況だ。